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20代転職市場で自分の価値を上げる「マネジメント」のやりがいとは?

皆さんは、企業においてますます「マネジメントスキル」の市場価値が高まっていることをご存じですか?企業が採用数を控えていた氷河期、リーマンショック期に新卒で入社した30代は層が薄く、その下の20代後半にもすぐマネジメントの役割を担って欲しいというニーズが高くなっています。流通小売、製造業などの海外進出の増加、建設業、介護、Webマーケティングなどの好調な事業の拡大に向けてもマネジメントをできる人材が必要不可欠です。今回は、転職市場において自分の価値を上げられるマネジメント職のやりがいについてご紹介していきます。

他の人の成長を実感できる喜び

マネジメント職と一般スタッフの仕事の一番の違いは、自分自身が仕事を進め、やり遂げるだけではなく、他の人を目標に向かわせ、他の人を動機づけ、他の人に動いてもらうことが必要な点です。そのためには、人に伝えたり、教えたり、できるようになってもらうことが非常に大切です。学生時代の部活動などで後輩の育成に関わり、成長を目にすることに、喜びがあるのを実感している人も多いのではないでしょうか。マネジメントに携わると、多くの部下と関わります。真剣に部下の成長を願ってサポートすれば、多くの人から感謝されたり、信頼されたりすることができるのです。

会社の経営や重要な戦略により関われるやりがい

マネジメント職に就くと、いちスタッフの時より、会社の方向性や方針に直に接し、戦略などを耳にする機会も多くなります。ポジションが上がったことで、視野が広がり、意識がそこに向くので情報が捉えやすくなるせいもあるかもしれません。筆者も営業職をしていたころ、営業統括のマネジメントの役割についてから、全社的な会議に出席する機会ができ、自分の意見を発信することも可能になりました。会社の目標や方針に自分の仕事ぶりが大きく関わっている、自分も力になっていると実感する状況が増え、自分の存在意義を感じることができるでしょう。経営や財務などを勉強して全体像を理解することも役に立ちます。

自分の企画を自分の考えで推進できる達成感

マネジメント職になると、自分の責任範囲については、「こうしよう」と思う企画を自分で立て、進めることができるようになります。スタッフだった時は、提案を考えても上司の意見を聞き、自分の意見がなかなか通らないということも多いものですが、マネージャーとなると、責任は自分にありますが、かなりのことが実現可能になります。むしろ提案や問題改善策を求められることが多いでしょう。筆者も自分の担当部署でどのように課題を解決するか自ら問題を発見して様々な企画を提案し、周囲を説得し、スタッフと共に実行していました。そして、成果が上がった時は、どのようにしたら上手く行ったのか、他のマネージャーに手法を共有するなど評価される、認めてもらえることも多いので、大きな達成感を得ることができるのです。

様々なリーダータイプがあり指示型でないやり方もある

「自分はリーダーなんて向いてない」と思う人も中にはいるかもしれませんね。しかし、どんどん上から指示をするだけがマネジメントのやり方ではありません。チームの意見を聴きながら一緒に進むやり方もあれば、ビジョンや熱意を伝えてモチベーションを上げるやり方、部下を信頼して任せるやり方もあります。自分に合ったマネジメント手法を工夫し、その時々で考えていけばよいのです。

筆者は、マネジメント職には、人と一緒に1つの目標に向かって物事をやり遂げていくという仕事の醍醐味が詰まっていると感じています。皆さんも、キャリアアップを目指してマネジメントに関する本を読んだり、尊敬する上司の行動をよく観察したりして学ぶことや、仕事の場で他の人に意識して関わってみるところから始めてはいかがでしょうか。

渡部 幸
渡部 幸

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、全米NLP協会認定トレーナー、コーチ。アクトクリア代表。青山学院大学卒業後、営業統括、アパレル業人事マネージャーなどを経て独立。就職・転職相談、企業内での相談、企業研修、キャリアデザイン、コミュニケーション力などのセミナーで支援した人はのべ45,000人にのぼる。自身の転職や離婚、不妊治療などの経験も糧に、心理学等のスキルを活用し、モチベーションを保ちながらやりたい仕事を達成する支援力が強み。著書『1週間で面接に自信がつく本(ナツメ社)』『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する(KADOKAWA)』他。

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