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第二新卒で再チャレンジの人へ、ここが転職面接合格のポイント

第二新卒として転職にチャレンジしたい人の中には「仕事の経験が少なすぎてスキルがなく、何もアピールできない」と悩んでいる人が多いものです。今回は社会人経験3年以内の皆さんのために、転職面接に合格していくためのポイントをご紹介したいと思います。

1.社会人として身に付けたマナーを確実に実践

まず、とても基本的なことですが、皆さんが社会人として行ってきた挨拶、笑顔、丁寧なお辞儀、話し方などのビジネスマナーをしっかりと実践することです。数カ月間でも実際に仕事で対人対応や、電話応対を行ってきていることで、皆さんの中で着実にできるようになっているものがあるはず。面接前にマナーを確認して実行すれば、面接での印象がアップします。基本をおろそかにしないことが大切です。

2.新卒との「働くこと」への意識の違いをアピール

次に、社会人として「働く」という責任を経験してきたことを、よく認識しておきましょう。学生時代と違い、実際にお金をもらって仕事をするという責任感や、社会に働くことで貢献できること、自分の言動が会社の代表として見られるためにどういう行動を取ることが大切なのかしっかり理解していることなど、身体で実感してきたことも多いはずです。ここをしっかりとアピールすることで、新卒の学生に比べて即戦力として活用できる、と思ってもらえるでしょう。普段心がけてきた仕事に対する自分の意識を、改めて書き出すなど整理しておきましょう。

3.応募先のニーズを深く探る

何十社も様々な業種の企業に短期間で応募してきた新卒の就職活動と違って、今回の転職活動は、もっと自分がやりたい職種や、興味ある仕事内容についてじっくり調べることができるのではないでしょうか。可能な限り応募する企業の情報を調べ、相手がどんな人材を求めているかを深く探って面接に臨みましょう。求人情報の中の「求める人材」についての記述をきちんと読み、多くの仕事で求められる基礎的なスキルも含め、応募する会社で自分ができること、自分なりに役に立てると考える能力を充分伝えられるように準備しておいてください。応募先のニーズにあわせた自己PRをすることで、面接官にも自社に関心を深く持ってくれている、活躍してもらえそう、という印象をより強く与えられるでしょう。

4.経験者に負けない柔軟性をアピール

最後は、実務経験が多い人に負けない「柔軟性」をアピールすることです。第二新卒の場合、実務の面でその仕事の経験者にはかなわない部分は確かにあるでしょう。しかし、何年も仕事を経験してきている人は、自分の「できること」を伝えようとするので、応募先企業のニーズや方向性、やり方などに柔軟に適応する謙虚さ、指示されたことをすぐ行動する素直さなどは逆にアピールが少ない傾向にあります。皆さんには、逆にそういった「柔軟性」という強みがあるはず。「御社の〇〇の方針をぜひ1から学び、すぐ実行できるよう取り組みたい」など、きちんと言葉で自分の姿勢を示しましょう。

また、応募する職種に役立つ内容の勉強を始めていることを伝えましょう。経験者の人は、実地でやってきているので、ついついそこまでは自分で取り組まない人も多いものです。「御社での仕事に役立つよう自分なりにですが、簿記会計の勉強を始めています」「御社の営業の仕事に役立つよう顧客心理についての本を〇冊読み、外部のセミナーを受講しました」など具体的に説明すると、今は学んでいる途中だとしても本当に志望している、と行動の姿勢を理解してもらえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?経験者との競争になる転職面接の場合、第二新卒の皆さんの強みは、「意欲」と「熱意」と言えます。経験者はどうしても「できる」ことを主眼に伝えようとするため、その会社でなければならない必然性のアピールが弱く、採用側は「内定を出しても来てくれるのか?」「うちに本当に興味があるのか?」という不安を抱きがちです。皆さんの転職面接合格のためには、応募先企業のニーズをよく研究し、「どうしても御社で仕事をしたい」という気持ちを込めて、準備した内容をしっかりと伝えることが重要なのです。

渡部 幸
渡部 幸

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、全米NLP協会認定トレーナー、コーチ。アクトクリア代表。青山学院大学卒業後、営業統括、アパレル業人事マネージャーなどを経て独立。就職・転職相談、企業内での相談、企業研修、キャリアデザイン、コミュニケーション力などのセミナーで支援した人はのべ45,000人にのぼる。自身の転職や離婚、不妊治療などの経験も糧に、心理学等のスキルを活用し、モチベーションを保ちながらやりたい仕事を達成する支援力が強み。著書『1週間で面接に自信がつく本(ナツメ社)』『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する(KADOKAWA)』他。

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