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20代に多い「やりたいことが見つからない」という悩みを解決するには?

20代の人たちから転職や仕事についての様々な相談を受ける際に多いのが「やりたいことが見つからないので、どうしたらよいかわからない」というものです。今回は、そんな悩みのタイプごとに、解決に役立つ方法をお伝えしていきたいと思います。

➀今の会社を辞めたいが、やりたいことがあるわけではない

このタイプは、仕事の内容よりも今の「環境」を変えたい、と考えている人です。「やりたい仕事の種類」はないかもしれませんが、「やりたいこと(変えたいこと)」はあるということですよね。この皆さんは、まず「○○したい」から入らなくてもOKですので、会社で不満なこと、やりたくないことを整理してみましょう。

例えば、

・シフトの仕事がいやだ 

・クレーム処理はストレスがたまるのでやりたくない

のような不満が出てきたら「どうなれば満足なのか、どんな仕事の内容、仕事の仕方、会社なら満足なのか」に表現を変化させてみてください。

・土日が休みで平日に働く仕事がしたい

・事務職、管理系、技術職など顧客対応がメインではない仕事がしたい

少し明確になってきました。そこからさらに「自分の得意なことは?」「自分がやってもいいなと思えることは?」など、自分を掘り下げてマッチしそうな会社を探していくとよいでしょう。

②会社を辞めたいわけではないが、今の会社でやりたいことが見つからない

このタイプの人は、不満まではないけれど、何となく今の仕事に打ち込めるほどのものがない、とモヤモヤしている人です。「やりがい」「生きがい」といったものが見つからないことに物足りなさを感じているのかもしれません。そんな時は、まず自分の価値観を整理してみましょう。皆さんはどんなことをしているときに満足感や充実感がありますか?以前の仕事の中で感じたこと、学生時代、子供時代でもよいので振り返ってみてください。

・人と一緒にチームで何かを企画したとき

・スポーツで目標に向かって努力して勝ったとき

・人に感謝されたり喜ばれたりしたとき

何かしら出てきたのではないでしょうか。そのような状況は今の仕事の中にありますか?全然ないでしょうか?

ひとつ、視点を変えてみるという方法があります。ちょっとしたことでも、仕事上または生活の上で、達成感や充実感、喜びを探してみましょう。「自分はこんなことが嬉しいんだった!」ということを見つけられると、張り合いが出てきます。

自分がやりがいや満足を感じると思うことを整理できたら、次に「どうすればそこに近づけるか」を考えていきましょう。もし今の会社の中にやりがいのあるプロジェクトや仕事があるのなら、その仕事を担当できるよう自分で手を挙げるなどして、周囲に希望や意志を伝えていくことが大切です。

③そもそも働くことに魅力を感じられない

このタイプの人は「お金があれば働きたくない、お金のためだけに自分は働いている」と思っている人です。どんな仕事をイメージしても、やりたいと思わないでしょうか?楽に暮らせればいいのかもしれませんが、収入を得るためには何かしら努力が必要です。例えば、投資で収入を得ている人も、損をしないで利益を稼ぐためには、知識を身に付けたり、そのために時間や労力を費やしたりしています。何も行動せずにお金だけは入って来ないのです。これからの長い人生「仕方がないから働かないといけない」と思い続けて暮らすのと、「好きなことや打ち込めることを見つけて努力する」のと、皆さんはどちらを選択したいですか?まずは、自分の好きなことが何か、今の仕事に直結していなくてもよいので探してみることから始めましょう。

どのタイプだとしても、大切なことは、自分が好きなことや打ち込めることをまず整理することです。やりたいことが見つからなくても、自分がどう思っているかがわかればOKです。まずは整理する時間を作ってみましょう。

渡部 幸
渡部 幸

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、全米NLP協会認定トレーナー、コーチ。アクトクリア代表。青山学院大学卒業後、営業統括、アパレル業人事マネージャーなどを経て独立。就職・転職相談、企業内での相談、企業研修、キャリアデザイン、コミュニケーション力などのセミナーで支援した人はのべ45,000人にのぼる。自身の転職や離婚、不妊治療などの経験も糧に、心理学等のスキルを活用し、モチベーションを保ちながらやりたい仕事を達成する支援力が強み。著書『1週間で面接に自信がつく本(ナツメ社)』『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する(KADOKAWA)』他。

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