catch-img

新しい上司とうまく仕事をしていく、タイプ別コミュニケーション法

みなさんの上司が異動し、新しくやって来るという場合も多いのではないでしょうか。実は上司によって仕事の進め方が様々に違うことがあります。今回は、上司のタイプ別に、新しい上司とよい人間関係を築き、仕事をスムーズに進めるのに役立つコミュニケーションの方法をご紹介しましょう。

まずどんな人か観察し、見極めよう

まず最初の数日に、どんな人なのかよく観察しましょう。相手もみなさんを観察していると思いますが、みなさんもコミュニケーションをしっかり取り、上司がどんな仕事の仕方をする人なのか、できる限り見極めるようにします。その際に、向こうから話がなければ、新しい方針や目標などがあるか、聞いてみてください。その伝え方によっても、どんなタイプの人かある程度推測がつくはずです。

指示型タイプと思われる場合

新しい上司がリーダーシップに溢れ、どんどん指示を出してくるタイプの場合は、何でもこちらから提案する前に、まずは相手からの指示や話をよく聴くようにしましょう。短い指示の言葉だけであったり、話がおおざっぱな人も多くいますので、確認の質問や、報告もしっかり行うことが大切です。ただし、中には指示が多く、詳細に渡って細かい人もいますので、上司の言動をよく見たり聞いたりしてどちらのタイプか判断しましょう。

また、このタイプの上司は基本的に自分のやり方を持っており、意見に対し反対されることを嫌う傾向があります。例え相手の言うことに納得がいかなかったとしても、すぐに真っ向から否定するような物の言い方は避け、まずは受け入れてから、さらによくする提案をしましょう。

対話型、チーム型のタイプと思われる場合

「部下の話をよく聴こう」「みんなの意見を参考にしよう」というタイプの場合、現状のヒアリングなどを上司の方からしてくるケースが多いと思います。その際、できるだけ客観的に、冷静に報告するようにしましょう。このタイプは部下の気持ちをわかってくれ、グチなども聞いてくれる傾向があります。そのため、ついつい自分の感情を率直にぶつけてしまいがちですが、そうすると「○○さんはこんな言い方や後ろ向きな考え方をするんだ」とまだ交流が少ない上司に先入観を持たれてしまいます。

筆者も過去に誤解されてしまった経験があるのですが、あくまでも上司なので、まずはきちんと仕事の報告や相談を伝えるように心掛けましょう。雑談や、自分の気持ちの話が好きな人も多くいます。少し面倒だと思っても避けたりせず、飲みに行く、なども含めコミュニケーションを取るようにするとうまく行くでしょう。

放任型タイプと思われる場合

「好きなようにやってくれていいから」というタイプの上司でも、そう言いながら指示型の場合もあるので、そこは見極めることが大切です。本当に好きにさせてくれるようなら、どんどんこちらから提案を持って行きましょう。逆に仕事を自分で見つけたり、質問したりしないと何もやらせてもらえない可能性があります。指示を待っているような仕事の仕方はしないほうがよいでしょう。

このタイプの人には、もちろん企画の提案と最終報告はしっかり行う必要がありますが、途中経過を細かく伝えなくてよいことが多いものです。何度も経過報告や連絡をするとうるさがられる場合がありますので、中間段階については必要最低限のコミュニケーションでもOKです。

まとめ

以前の上司とは違うタイプの上司が来て戸惑っている人もいるかもしれませんが、「世の中にはいろんな人がいるし、いろんなやり方がある」と受容する気持ちでいるほうが自分の気持ちも楽になり、様々なタイプの上司と上手くやっていきやすくなります。「前の上司はこうだった!」という感情的な発言は新しい上司を傷つけることになりますので、しないようにしましょう。大切なのは、相手に合わせたコミュニケーションの方法を取ろうとする気持ちなのです。

渡部 幸
渡部 幸

キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、全米NLP協会認定トレーナー、コーチ。アクトクリア代表。青山学院大学卒業後、営業統括、アパレル業人事マネージャーなどを経て独立。就職・転職相談、企業内での相談、企業研修、キャリアデザイン、コミュニケーション力などのセミナーで支援した人はのべ45,000人にのぼる。自身の転職や離婚、不妊治療などの経験も糧に、心理学等のスキルを活用し、モチベーションを保ちながらやりたい仕事を達成する支援力が強み。著書『1週間で面接に自信がつく本(ナツメ社)』『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する(KADOKAWA)』他。

ご自身のキャリアに悩んだら、
「プロのキャリアアドバイザー」に
ご相談ください(サービスはすべて無料)。

キャリタス転職エージェント会員登録(登録無料)