catch-img

短い経験の職務経歴書の書き方

今回は「短い職務経験の方の職務経歴書の書き方」についてお伝えします。


第二新卒の転職で相談が多いものの一つに「職務経歴書の書き方」があります。
書類にどのようなことを書けば良いのか、悩まれている方が多い、職務経験一年未満の方にポイントを絞って解説します。





■ ヘッドラインに「職務経験要約」を配置し、経験概要をストーリーで語る

この文章を読んでいる方の中には「職務経験要約と言われても要約するほどの経験がないよ」という人がいるかもしれません。
でも、考えてみてください。入社して数日で退職してしまったのであれば、そうかもしれませんが数か月でも会社で仕事をしたのであれば、そこには一定の時間軸にそったストーリーがあるはずです。
例えば、新卒で入社した会社であれば、「入社→研修→配属→実務」といった時間の経過に沿った経験内容があったはずです。
この時間の経過に沿って、経験した内容を記載することで「社会人としての基礎となるトレーニングは受けてている」ということを伝えることが出来るようになります。

箇条書きで書くよりも文章にして書くことでストーリー性を持たせることが出来るようになるでしょう。
書き方としては、「いつ」「どこで」「何を」経験し、どのような成果を上げたのかを簡潔にまとめることがポイントです。

■ 「職務経歴」は読ませるのではなく、見せる!

転職活動における、職務経歴の書き方の」ポイントは相手に「読ませる」のではなく「パッと見てわからせる」ことです。
読むことを強要するのではなく、サッと目を通して興味を抱かせるように書くことが書類通過率を高めます。


1.冒頭に下記の項目について記載し、一目見て在籍企業の概要がわかるようにまとめます。

 ◇ 会社名
 ◇ 在籍期間
 ◇ 事業内容
 ◇ 資本金
 ◇ 社員数
 ◇ 自分の所属部署名

2.次に経験した内容を「期間」と「職務内容」として記載します。

第二新卒世代の方が悩むのはこの「職務内容」ではないでしょうか?
こんな悩みがありませんか?

「研修しか受けてないから書くことがない」
「まだ先輩のアシスタントくらいしかしていないので、職務内容としてどう書いたら良いのかわからない」

短い経験について記載する時のポイントは<概要> → <詳細> → <成果> の順で伝えることです。

例として、入社後一月受けた研修について「新入社員研修」としか記載していない書類をよく目にします。
確かに間違ってはいませんが、どのような研修を受けたかについて記載しましょう。


この場合、「新入社員研修」が<概要>、「研修の内容」が<詳細>にあたります。

そして、研修の成果としてどのようなものを得たのか一言添えることで、成長力や学習能力をアピールすることが出来るようになります。
目に見える具体的な成果がなかったとしても、研修を通じて身に付けたもの、気づいたことなどを記載するようにしてください。


■ 転職理由は読み手にとって合理的で納得感のある前向きな表現で書きましょう。

中途採用において、必ず選考者の関心事となるにも関わらず、意外なほど書かない方が多い項目です。
あまりに本音で書けば、ネガティブな印象を与えかねないため、どう書けば良いのかわからないというのが第二新卒世代の皆さんの本音ではないでしょうか。

当然、嘘や誤魔化しはいけませんが、読み手に取って合理的で納得感のある前向きな理由を記載するように心がけましょう。
面接では、高い確率で転職理由が話題になりますので、面接時にどのように説明するかをイメージしながら記載すると良いでしょう。

短い期間での転職理由については「短い期間で退職した場合、転職面接で退職理由を聞かれたらどうする?」を参考にしてみてください。


■ 自己PRは結論+具体例でまとめましょう

自己PRでは、書き出しから「私の売りはこういうところです」と宣言してください。
私達が子供の頃は、日本語の文章は「起承転結」で書きなさいと教わりましたが、ビジネスの現場では「結」から始めることが有効です。
最初に自分の強みを宣言し、根拠や具体例を続けることで、読み手の印象にあなたの強みを印象付けることが出来るようになります。



いかがでしたでしょうか。

今回は「短い職務経験の方の職務経歴書の書き方」についてお伝えしました。
職務経歴書では、経験のすべてを表現する必要はありませんが「この人に会ってみたい」と思わせることがポイントになります。

今回ご紹介した型を使ってみていただいて「この人に会ってみたい」と思わせる応募書類を作ってみてください。

綿井 伸
綿井 伸

株式会社ディスコ 取締役 キャリタスエージェント 事業部 事業部長 ■■採用ソリューション営業、商品企画、営業推進室を経て、1998年に人材紹介事業を立ち上げ。社長室長、グローバル事業責任者、営業統括本部長、管理本部長を経て2017年1月より取締役就任。全米NLP協会公認 NLP トレーナー、LABプロファイル® トレーナー■■

ご自身のキャリアに悩んだら、
「プロのキャリアアドバイザー」に
ご相談ください(サービスはすべて無料)。

キャリタス転職エージェント会員登録(登録無料)