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【人事が会いたくなる履歴書】スピード写真とプロの写真、人事に与える印象の違いとは

企業の中途採用募集に応募する際、第一関門といえる「履歴書」。この履歴書に貼る写真はスピード写真ではダメなのか?という疑問の声が良く聞かれます。スピード写真とプロの写真との違いや、それによって人事に与える印象の違いについてご紹介します。


履歴書の写真は人事へのアピールツール

「履歴書の内容がしっかり書けていれば、写真でそこまで合否が左右されることはない」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、履歴書はフォーマットがある程度決まっている分、写真が人事担当者へ与える印象は想像以上に強くなることを認識しておきましょう。人事担当者への第一の「アピールツール」となっていると意識し、より良い印象を与える写真を貼るように心がけましょう。

スピード写真が良くないと言われる理由

「とはいえ、今はスピード写真も結構きれいに撮れるって聞いたけど…」という声が聞こえてきそうです。スピード写真は近所で自分の空き時間にサッととれ、すぐにできあがるというメリットがあります。値段も設置場所などで多少の差はありますが、だいたい6枚で700円前後が相場で、比較的手ごろです。しかし、手ごろゆえのデメリットもあります。

スピード写真は自分で座る位置から撮影のタイミングまで決めて行う必要があります。それゆえ、自分では気が付かないNGパターンも往々にしてあるのです。以下に代表的なものをご紹介します。

■あごを引きすぎている
写真を撮る時に「あごを引いて」と言われる機会が多いからか、意識的にあごを引いていると思われる写真が多くみられます。しかし正しい「あごの引き方」ではない方が少なくないようです。

多くの人が行っているあごの引き方は、「頭を下げて」あごを自分のほうに寄せるというもの。結果、あごはタプタプ、二重あごになってしまう人もおり写真の印象はイマイチになりがちです。それに加え、表情が硬いとどうしても「暗い人なんじゃないか」「にらんでいるようでちょっと怖い」などと思われがちです。

■姿勢・服装の乱れ
姿勢が猫背になっていたり、背筋がしっかり伸びていない写真は多くみられます。また、ジャケットやインナーがよれていたり、清潔感がないようにみえる色のシャツを着用している例もみられます。写真の印象は服装や顔の表情、姿勢を変えるだけでもガラッと一新されるものなのです。

プロに撮ってもらうメリット

一方、写真館などでプロに撮ってもらう場合、先述のあごの位置や姿勢、服装、さらにはメイクや髪型などについても客観的にアドバイスをしてもらうことが可能です。筆者もスピード写真で撮った写真では表情が硬くなりがちでしたが、ある時プロフィール写真を写真館で撮影してもらったところ、別人のように明るい表情の写真が撮れて驚いた経験があります。その人が一番良い印象をもたれるよう、魅力を最大限に引き出す撮影技術をもっているからこそ、プロに頼むメリットがあるのです。

さらに、「スピード写真に比べると値段が高い」と思われがちですが、プロの写真では「焼き増しができる」という点も実は見逃せません。スピード写真では仮にどんなに「これがベスト」という表情で撮れたとしても焼き増しができませんので、再度同じ表情ができない限り諦めるしかありません。

履歴書写真の重要性

履歴書の写真で、その人の第一印象が作られると言っても過言ではありません。プロに頼む手間暇を惜しむということは、「うちの会社への志望度はこの程度なのね」とみられてしまう可能性もありますし、自分というある意味「商品」をどうみせるかという姿勢から、仕事への姿勢が読み取られることもあることを忘れずに、印象の良い写真でぜひ履歴書を提出して頂きたいと願います。

浅賀 桃子
浅賀 桃子

慶應義塾大学卒業後、ITコンサルティング会社人事などを経てカウンセラーとして独立。2014年ベリテワークス株式会社として法人化。ビジネスパーソンのメンタル不調者やキャリアチェンジに悩む方のケアを中心に、カウンセリング実績5,000名超。予防カウンセリングに強みを持ち、ストレス・メンタルヘルス・キャリアデザインなどのセミナー多数開催。CDA登録キャリア・コンサルタント、メンタルヘルス・マネジメント検定I種、ストレスマネジメントファシリテーターなどの資格を持つ。

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